会社概要
会社設立の経緯
平成30年夏、西日本豪雨によって、、真備町は地区全体約1200ヘクタールが浸水し、51人が死亡する大災害に見舞われました。
特産筍の水煮加工場も2階部分まで水没。
生産者(真備筍生産組合;約140戸)の住宅も、半数以上が浸水しましたが、幸いにも比較的高い場所にある竹林の被害は軽微にとどまりました。
「来年もタケノコは生える!なんとか水煮加工を続けたい!」と、有志が集まってタケノコの水煮加工を行う会社を作りました。
会社名の由来
真備町の町名は、“吉備真備(きびのまきび)”に由来しています。
吉備真備は、遣唐使として二回唐に渡り、苦難の帰国後は、地方出身者として異例の右大臣にまで上り詰めました。
この地区は、古くから“吉備路地区”と言われ、“倭国”に通じる古い歴史が有ります。
私達は、この地と共生し、貴重な地域資源を余すことなく活用して、農業を次の世代に繋げることを目標にしています。
【由来】 “ミライワ”(未来+倭・和・輪) ※ ミライ…地域の“より良い未来”・“次の世代”に貢献したい。 ※ ワ …“倭”→ “吉備路”の古い歴史を表現(参考;魏志倭人伝) “和”→ 人の和、仕入先・取引先様との和(チーム) “輪”→ 繋げる、循環型社会実現への貢献(食品ロス削減) |
会社概要
会社名 | ミライワ株式会社 |
代表取締役 | 松 嶋 真 也 |
役員構成 | 役 職 氏 名 所属(出資元) 出資元会社の事業 代表取締役 松 嶋 真 也 つむぐ(株式会社) 青果物卸・小売、他 専務取締役 竹 村 仁 量 つむぐ(株) 青果物卸・小売、他 取 締 役 大 野 博 巳 大同印岡山大同青果(株) 青果物卸 |
本社 | 〒701-0221 岡山市南区藤田566番地126 (JA全農おかやま流通センター内) |
加工場 | 〒710-1306 倉敷市真備町有井1810−2 【TEL】086−454−5063 【FAX】086−454−5064 |
設立 | 2018年11月 |
業種 | 食料品製造業、食料品卸売業 |
業務紹介 | たけのこ水煮加工、幼竹水煮加工、ぶどうシロップ漬加工、岡山白桃0.5次加工、青果物卸売ほか |
アクセス
倉敷市真備地域のタケノコについて
真備町の特産品はタケノコ。
箭田(やた)地区を中心に生産されており、県内では最大の生産地です。
町内は竹林が管理しやすいよう、網目のように林道が整備されています。
伸びすぎた枝を払い、古くなった竹を伐採するため、日当たりが良く、まるで竹林庭園のような風景が広がっています。
上質なタケノコを育てるため、生産者は丁寧に雑草を取り、粘土質の土が硬くなるのを防ぐため、土を起こしワラを引いて土を被せます。
『真備町史』(真備町、昭和54年)によると、「今から約150年前に、箭田、境の妹尾嘉吉という人が高梁市の西南から、孟宗竹を三本ほど持ち帰って植えたことに初まると言い伝えられている。この竹が土地に適したためか味のよい筍がとれた。そこで鴨猟のため矢田村に来られた岡山の殿様に(矢田村は当時は岡山領)これを料理して出したら極めて賞味され、これを聞いて筍の栽培が急に増加したという。」とある。 |